ドリップリングとも呼ばれるフラッシング・リングは、隔離弁と圧力トランスミッターのダイアフラムシールとの間で使用します。フラッシング・リングのサイドポートは、媒体の注入／排出を可能にし、それによってトランスミッターの測定精度に影響する堆積物をダイアフラムからフラッシング（洗い流し）できるようになっています。パーカーのフラッシング・リングの直径はフランジの直径と同じで、弁がフランジと接触することはなく、ポート延長アダプターをフラッシングする必要がありません。フラッシング・リングは、通しボルト又はキャプティブ・スタッドによって固定され、設置が簡単です。プロセスバルブ側またはダイアフラム側のいずれかを取り外す必要がある場合はドリップリングがそのまま留まっているという特徴もキャプティブ・スタッド・バージョンの利点です。

フラッシング・リングには、サイズ縮小が可能であるという利点もあります。パーカーはさまざまなテーパ穴ドリップリングを製造しており、一般的に2インチプロセス側フランジと7.6センチダイアフラム側フランジを備えているため、大きめのダイアフラムを使用することができ、それによって、不必要に大きくて重いバルブを使用しなくても測定精度を向上させることができます。パーカーは、フラッシング用のボールバルブ又はニードル弁を簡単に取り付けられるドリップリングを提供することができます。

市場：
・海洋の石油およびガス
・陸上の石油およびガス
・石油化学
・ケミカル

特徴／利点：
•一体型の溶接バルブ（ねじ山やPTFEが不要）
•スタッド取付用のスルーホール（貫通孔）に簡単にフィット
• キャプティブ・スタッドのオプション
• 溶接拡張によって、ケミカルシールからの追加的な隙間が得られます。
• 一連の耐腐食性合金のものを使用することができます。

用途：
• 化学薬品注入
• 計器インターフェイスの加工